総本山鞍馬寺へ。この日はちょうど鞍馬の火祭り(毎年10月22日)が行われるということで、夜に備えて日中は人が少ない気がしました。
貴船神社は駅からすぐなので手軽に参拝できますが、鞍馬寺は鞍馬山中にあるので、途中ハードな坂道もあり、入山する時はシューズが無難です。
■叡山電鉄出町柳駅から鞍馬駅へ
出町柳駅にはロッテリアと小さな売店があります。 朝食はロッテリアの朝メニューを食べました。 駅の近くにあるおにぎり屋さんその名も「おにぎり屋さん」で、お腹がすいた時用におにぎりを購入。 お店の中でにぎっていらっしゃって、種類が豊富。おかずもいろいろとあっていい感じのお店です。
<おにぎり屋さん> https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26015612/
■鞍馬寺へ
駅前は、火祭りの行列に備えたロープが引いてあって、、「こんなに混むの!?」とびっくりしました。
鞍馬寺の鳥居をくぐり、愛山費300円を支払って進みます。 ここでロープウェイを使いますかと聞かれますが、私は徒歩で登りました。 おそらく、ロープウェイが走っている辺りの坂が一番きついのかも、、私は買ったばかりの登山シューズを、靴慣らしも兼ねて履いていたのでよかったです。
■由岐神社(ゆきじんじゃ)
鞍馬寺を目指して歩くとすぐに由岐神社が現れます。
由岐神社を見た時の感想は「きれい!」でした。 特に色が使われていませんが、鳥居から奥に続く階段、その奥に見える御神木「大杉」。 侘び寂びが凝縮されているというか、その渋い色と建築物の流線が美しいので一見の価値ありです。
由岐神社の由来は・・・
「由岐大明神は御所にお祀りされておりましたが、天慶元年に都の大地震、天慶2年には平将門の乱(天慶の乱)と相次ぐ世情不安に、当時の朱雀天皇の詔により天慶3年(940年)の9月9日御所の北方にあたる鞍馬に地に天下泰平と万民幸福を祈念し御遷宮されたのであります。(略)」
<HPより抜粋>
こんな奥地で祈祷されていたなんて。とても神聖な場所だったようですね。 ちょうど火祭りが無事に行われるよう、お祓いなどの儀式が行われているところでお神輿も見ることができました。
■引き続き鞍馬寺へ
由岐神社を出て、ここから急な坂道が続きます。 でも、空気も緑もきれいなので、すがすがしい気分になれました。
鞍馬寺本殿の写真を撮るのを失念してしまったのですが、(みんな本殿の前にある★型のところで写真を撮っていて取りづらいのもあったり・・)山中にこんな広場を作るなんてこれまた驚きです。
本殿を下っていくと木の根道、魔王殿と続きます。
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ちょうど手塚治虫「火の鳥」を読んでいて義経が出て来るストーリーだったのでこんな石にも愛着が。 [caption id="attachment_125" align="aligncenter" width="640"]
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■貴船神社
鞍馬山を下ると貴船神社に出ます。 せっかくなので貴船神社、奥宮へ参拝しました。こちらは若い人が多いです。 10月に行ったので川床は撤収されていましたが、周辺にはランチができるところもたくさんあって休憩できそうです。
貴船神社近くのバス停から叡山電鉄貴船駅へ。 疲れた足を癒やしたくて温泉に行きたかったので、ちょっと効率が悪いけど貴船駅→鞍馬駅へ移動しました。 3回乗るなら、叡山電鉄の割安チケットを買うといいです。 買っておいたおにぎりは、電車を待つ間、ホームの待合室でいただきました。
■くらま温泉
何度も繰り返しますが、この日は火祭りの日でしたので鞍馬寺周辺はお祭りの準備で忙しそうでした。 普通は食事と温泉のセットプランがあるのですが、、この日食事ができる旅館などはすべて予約があり無料送迎バスのおじさまに「今日は食事できないですがいいですか」と告げられました。
温泉はいくつかあるのですが、私が行ったところは入浴1,000円のところ。(タオル等は持参しました) 露天風呂で、正面には山が見え、鳥の鳴き声が聞こえて・・・とても風情があり落ち着けました。 海外のお客様も多かったです。
<利用したのはこちら「くらま温泉」> http://www.kurama-onsen.co.jp/index.html
帰りは徒歩で駅まで。途中、玄関先の松明や特別展示されている甲冑などを写真をとりながらお祭りの準備を見学できました。
遠方からたくさんの人が来て写真を撮っていて、地元の小学生たちは恥ずかしそうでした。(微笑ましい) 後で知ったのですが、火祭りは京都の3大奇祭だそうです。