NHKで放送されていたドラマ「魯山人のかまど」を観た
告知の時はただの怖いおじさんの話かと思っていたが、魯山人役の藤竜也さん、ヨネコ役の古川琴音さんのやりとりが素敵で見入ってしまった
藤竜也さんは表情や声の出し方、たたずまいがまるで本人のようで素晴らしかった
演技を観たあと実年齢が84歳ということにも驚いた
日本の四季の美しさ、豊かな食文化、作物へのこだわり、美の追求、プライド、頑固おやじとその人を支える優しい人々
このドラマを観終わったとき、こういうことが昔の日本にあったなと懐かしさのようなものを感じたのだが、同時に「もうなくなってしまっている」という喪失感もあった
魯山人は自分の身近にいたら困る存在だろうが
本物の追求、自然への感謝など、日本人がこれまで大切にしてきた普遍的なものを大切にしていた
常に変化を好み、使い捨てが流行っている今の時代に本当に大切な芯の部分を教えられたような気がしている