下鴨神社のみたらし祭りに初めて行きました。
毎年7月下旬(土用の丑の日周辺)に行われているこのお祭りは、下鴨神社内にある御手洗池に足をつけて神様にお参りをし、けがれを払い、無病息災をお願いするものです。
週末の混雑を避けるため、朝早めの9時ごろに到着しました。
夜のほうがろうそくの明かりが暗闇に灯り、幻想的な風景が見られるそうですが、 個人的に朝お参りしたほうが邪気も少なく、清々しい気分になるのではと思っています。
では、早速お参りへ。
参拝料300円を払ってろうそくを受け取り、池に入ります。 簾に入るとくつを脱ぐ場所になっていて、ここで履物などを脱ぎます。
受付の前には長い行列に備えてロープが引いてあり、ピーク時の混雑を想像するとぎょっとしました。
入水する端には、滑り止めが引いてあり、なだらかな坂になっています。 いきなり足を”じゃぶん”とつける形式ではありませんでした。
足を水に浸けたとたん、神聖な気分になるから不思議です。 7月の暑い日でしたが、水は冷たかったです。
これはまだ最初のほうで水が浅いのですが、ろうそくをお供えするところあたりは もう少し水深があり、ヒザ下まで簡単にまくれるような格好もしくは短パンがおすすめです。足拭きタオルもお忘れなく。
池の端にある、火付け場所でろうそくに火を灯し、消えないようにそうろっと前に進みます。 意外と風があり、火が消えると縁起が悪い気がして慎重に歩いてしまいます。
神様の前にろうそくをお供えしてお参りしたら、池から上がり、神聖なお水をおちょこでいただきます。 おちょこは、下鴨神社の神紋である双葉葵の絵柄が入ったかわいらしいデザインでした。
池から上ると足が暖かくなり、たまにはこういう修行のような行いもいいなと思いました。
「みたらし祭り」という名前だけあって、ここが「みたらし団子」発祥地と言われているようですが、朝早かったので露天も準備されている途中で団子は食べられなくて残念。
お腹もすいてきたので、出町柳近くにある「コーヒーハウス マキ」でモーニングをいただきました。たまたま食べログで検索して見つけたお店だったのですが、地元の方にも人気のお店で、みたらし祭り帰りのお客さんも来ていて20分ほど待ちました。
こちらがいただいたモーニング。パンがくり抜いてあって、斬新ですよね。 コーヒーもおいしくて、大満足でした。
【コーヒーハウス マキ 出町柳店】 http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26009412/