2日目も天気予報通り雨でしたが、この日しかハイキングができないのでホテルで朝食を食べてから、雨が降る中、明神池に向けて出発しました。
●河童橋〜穂高神社奥宮〜明神池
明神池に行くには、梓川左岸コースと右岸コースの2つあります。河童橋を起点にぐるっと一周回ってハイキングできるようになっていて、行きにどんな景色を見たいかでコースが変わります。 [caption id="attachment_575" align="aligncenter" width="640"]
私たちは早朝の森林を散策したかったので、右岸から出発しました。右岸コースは岳沢湿原を通って明神池まで行き、穂高神社奥宮の参道を歩いて河童橋に戻るルートです。左岸を通るよりも、早く明神池にたどり着くことができます。 このコースは、最初上りが続きますが、歩道がきれいに整備されていて、緑も川も美しく、とても気持ちよく散策できました。 [caption id="attachment_577" align="aligncenter" width="640"]
ご年配の方もたくさん散策されていて、パワフルだな〜と思いました。このあたりはアップダウンがあるので、登山靴がおすすめです。たまに、サンダルで歩いている若いカップルがいたりして心配になりました^^;
早朝ということもあり、梓川に靄がかかった風景は幻想的でした。クロアチアにあるプリトヴィッツェ国立公園をハイキングした時のことを思い出すほどきれいでした。
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散策ルートを進んでいくと穂高神社奥宮に着きます。昨年は皇太子ご一家が訪問されたようです。 御祭神は穂高見命(ほだかみのみこと)で、日本アルプスの総鎮守とのことでした。
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鳥居の手前には嘉門次小屋という宿兼休憩所があり、食事休憩もできるようになっていました。ちなみに、嘉門次小屋は、上高地を世界に紹介したウォルター・ウェストンの山案内を務めた上條嘉門次さんの住まいだったそうです。
穂高神社奥宮の神域にあたる明神池には拝観料を支払って入場します。 一の池と二の池があるのですが、まず目に入るのは一の池。山と池の間に真っ直ぐ浮かぶ霧がとても幻想的で、その美しさにため息が出ます。湧き水がとてもきれいで、天候が悪いにもかかわらず、山の形をくっきりと写し出していました。
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ニの池は、一の池とまた違う雰囲気で、岩や苔石、その上に伸びた松の木(?)が手入れされた日本庭園のようでとても風情がありました。これは手入れされたものではなく、自然にできた景観とのことで、驚きでした。 [caption id="attachment_585" align="aligncenter" width="640"]
この後、梓川左岸歩道を通って河童橋まで帰りました。 左岸は針葉樹に囲まれた平坦な道が続いていて歩きやすかったですが、出発から4時間ほど経っているので足が疲れてきました。
この頃から晴れて暑くなってきたので、いったんホテルに戻ってレインコートを脱いでから再び出かけました。
●河童食堂でランチ
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お弁当を買って、橋のふもとにあるベンチで食べている人もたくさんいました。
長くなったので、大正池編は次回に。
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