ゴールデンウィークに、ロテルド比叡に2泊3日で宿泊しました。 比叡山は京都と滋賀にまたがっている標高848mの山で、天台宗総本山の延暦寺があることで有名です。山中にある施設の住所は京都市左京区と滋賀県大津市に分かれています。ロテルド比叡は京都側にあります。
●ロテルド比叡に宿泊した理由
京都の人にとって比叡山は日帰りで観光する場所というイメージが強いのですが、今回はGWの混雑を避け、”近場でゆったり”を目的にロテルド比叡へ宿泊することにしました。ロテルド比叡はもともと京阪が経営していたのですが、2015年に星野リゾートの手に渡り、リニューアルオープンされました。
ロテルド比叡は滋賀県の食材をベースにしたオーベルジュ型の、山岳リゾートが楽しめるホテルです。夜はフレンチのコース料理が振る舞われます。また、滋賀・京都を一望できる景色がとてもきれいです。空気もよく、喧騒を逃れてゆったりしたいという人にぴったりの場所だと思います。
2泊3日するので、行きは登山をしてゆっくり向かうことにしました。しかし、季節外れの暑さの中、宿泊荷物を持って高傾斜を登るのはかなりハードでした。(体力がないだけか?)体力が底をつき、1箇所だけロープウェーに乗ることに。こんな山の上にお寺を作ったなんて凄すぎです。 山中では外国人観光客と思われる人たちもたくさん見かけました。
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●ゆったりした時間が流れる館内
オーベルジュ型のホテルなので、客室が少ないせいか館内にいる人も少なく、ゆっくりした時間が流れていました。全体的にフレンチテイストのインテリアが取り入れられていて、絵画が飾ってあったりと、優雅な雰囲気が楽しめました。
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●2017年4月にオープンした山床(やまどこ)カフェ
山床カフェでは、琵琶湖を一望できるデッキでお茶やお菓子をいただけます。お茶もお菓子も自由にピックアップできます。滋賀県の「いぶす」技術を使ったほうじ茶は、いろんな味や香りが楽しめました。とても居心地のいい場所で、気持ちよかったです。雨の場合でもお茶やお菓子をいただける室内スペースがあります。
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●料理について
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、2日ともとてもおいしいフレンチコースのお料理でした。滋賀の食材がふんだんに使われていて郷土愛が感じられました。また、テーブルについてくださったギャルソン(というのでしょうか?ホテルのスタッフの方ですが)の対応もよく、気持ちよくお食事がいただけました。ソムリエもいらっしゃるので、ワインについて詳しいお話も聞けます。コース料理はホテル費用に含まれていますが、ワインや飲み物は別料金になっています。 食事をしながら見える景色もきれいで、ゆったりした気分でいただくことができます。
お料理の写真はこちらのブログで詳しく紹介されていました。 ・星野リゾート ロテルド比叡の夕食
●お風呂について
ロテルド比叡には大浴場がありません。しかし、バスの送迎付きで延暦寺会館のホテルのお風呂に入らせていただけます。入浴時間1時間なので、女性はゆっくりとはいかないかもしれませんが、延暦寺会館のお風呂へ行くのはおすすめです!
送迎バスで移動する間に見える夜景がとてもきれいなのです。意外に思うかもしれませんが、滋賀県側は大津大橋・琵琶湖大橋などの橋、湖の岸辺に立ち並ぶホテルのライトアップがとてもきれいです。
京都側は夜間照明の規制があるせいか全体的に暗いのですが、滋賀側は夜景の美しさを意識したライトアップが施されていて、湖があるのに京都より数倍明るいのです。
夜間は、山頂への道が通行止めになるようで他の車が走っておらず、静かです。夜景を楽しめたのはラッキーでした。
滞在中に行ったアクティビティや延暦寺などについてはまた別の記事で紹介します。
◆ロテルド比叡に関するおすすめの記事はこちら ロテルド比叡だから堪能できたアクティビティ 比叡山山頂にあるガーデンミュージアム