Web系フリーランス、初めての確定申告をする

昨年、会社員を辞めてフリーランスになり、初めて確定申告を行いました。 自営業をしている人から確定申告は大変と聞いていたので、さぞ面倒くさいんだろう思っていました。でもよく調べると、Web系フリーランスの場合、売掛金減価償却、日別売上集計など複雑な処理が少ないので、そんなに大変ではないです。

私が確定申告に至るまでの流れをまとめておきます。 ※住んでいる市区町村によって手続きが異なる場合があります。

■1 「個人事業の開業・廃業等届出書」と「所得税青色申告承認申請書」を管轄の税務署に提出。 京都市で開業の場合は、京都府税務署にも「個人事業の開・廃業届」を提出。

申請書はHPにもあるので、印刷してわかる範囲を記入してから持参するとスムーズです。所得税青色申告承認申請書を提出しないと青色申告で確定申告を行えません。提出後に、白色申告で申請しても問題ないので決めかねるという場合は提出しておくのがおすすめです。

■2 税務署が行う「記帳説明会」「決算説明会」に参加

税務署から、10月ごろに記帳説明会のお知らせ、11月ごろに決算説明会のお知らせが届きます。税理士さんが講義するスタイルで2時間程度です。業種も売上規模も違う人たちが参加されているせいか一般的な話で終わるので、忙しい方は参加せずに本を読んで済ませてもいいかもしれません。

私は簿記の勉強をしたことがあるので、なんとなく内容はわかります。それでも、複雑な記帳ルールや計算方法などを聞いていると筆記で記帳するのは難しいと思いました。税理士さんも会計ソフトでやったほうがいいと勧めていらっしゃいました。

■3 会計ソフトを導入

会計ソフトがいくつかありますが、私はクラウド型のやよい青色申告オンラインにしました。 >>青色申告オンライン

理由は、税理士さんが使い慣れている有名なソフトなので、万が一税理士さんに頼ることになっても話しが通じると思ったことと、初年度が無料で途中で解約OKだったことです。若干、インターフェースがわかりづらいですが、これで毎月の記帳、確定申告まで行いましたが問題なく行えました。他のフリーランスの人に聞くとfreee(フリー)も使っている人も多いようです。

■4 確定申告書を作成する 1月ごろに税務署から確定申告書が封書で送られてきます。この中に、確定申告の詳細・提出期間・提出方法が書かれた書類や返信用封筒が入っています。この時期、税務署で確定申告に関する個別説明を行っているので、事前に予約して不明点を相談することもできます。

会計ソフトで確定申告を作成する場合は封筒の中にある書類を使いませんが、書類に振られている整理番号の入力が必要なので確認できるようにしましょう。封筒には、g円というように、重さと切手金額が記載されているので、わざわざ郵便番号に行く手間が省けました。

確定申告には、生命保険、地震保険、住宅ローン、国民年金などの控除証明書、会社員を辞めた年であれば、会社に勤めていた時の源泉徴収書、取引先の源泉徴収書、マイナンバーの書類などが必要です。これらの書類は再発行してもらえないことが多いので、送られてきたら大切に保管しましょう。

フリーランスで仕事をしていて源泉徴収される取引先があったのですが、2月になっても源泉徴収証明が届かず、先方に確認したことがありました。先方は既に送付していた認識だったので、伝えずにいたら確定申告に間に合わなかったかもしれません。怪しい場合は何でも確認が必要です。

私は、記帳を済ませ書類が手元に整理してある状態から作業をスタートして3時間くらいかかったと思います。慣れない作業で入力ミスもあり、手間取ってしまいました。確定申告受付開始前から準備しておくと安心です。