息子が通っていた幼稚園はモンテッソーリ教育を行っていた。
・モンテッソーリ教育は自分で自分のことをできるようにする
・子どもがやりたい活動を毎日午前中におこなう
・縦割りのクラス構成がメイン
という内容を説明会で聞き
うちの子によさそうだと思って入園を決めた。
入園してみると、想像と違うことがたくさんあって困惑した。
私の勉強不足だったのかもしれないけれど。
おどろいたのは先生方の厳しさ。
幼稚園の先生は明るくてニコニコしているイメージだったけど
3歳、4歳の子に自分のことは自分でできるように教育するわけだから厳しかった。
親に対しても厳しく言われる場面があった。
モンテは最初のうち、自分の好きな活動を行うことがメインだが
年長になると次の活動が始まり、自分が好きなことをする機会はほぼなくなる。
残念だったのが、息子がモンテッソーリの教具でぜんぜん活動をしなかったこと。
入園前は家でおもちゃに夢中になって遊んだり、好奇心があるほうだったけど
活動教具には興味が持てなかったみたい。
みんなが教具で活動していても何もせずふらふらしている子はいる。
年長になると年少の子のお世話をするようになりそれはすごく楽しそうにしていた。
年少のころから登園拒否をしていたけど年中、年長もいやと言うことが多くて
厳しい教育はうちの子には合わなかった気がしている。
行きたくないと訴える子どもを説得するため朝から毎日疲れることも多く。
課外活動やイベントも活発でその準備などを担当する保護者は大変だったので
私自身だいぶ成長したはず。
厳しい教育に耐えた分、子どももそれなりに成長(特に規律など)しているので公立小学校に入ってからモンテッソーリの幼稚園でよかったと思う場面があるのも事実。